タレントの中居正広さんと女性とのトラブルに、フジテレビの社員が関与していたと週刊誌で報じられたことを受け、企業の間でフジテレビでのコマーシャルの放映を差し止めるなど、対応を見直す動きが急速に広がっています。
フジテレビの対応
フジテレビは17日に、問題を指摘されてから初めて、港浩一社長が記者会見を開き、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を明らかにしました。
企業の対応
こうした中、フジテレビでコマーシャルを放映していた企業が相次いで放映の差し止めや差し替えを明らかにしています。
- 明治安田生命: 当面、フジテレビで放映している自社のコマーシャルを差し止めると発表しました。
- 日本生命: 中居さんのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報道されていることなどを総合的に判断し、19日から当面、「千鳥の鬼レンチャン」と「Mr.サンデー」のCMを公益社団法人のものに差し替えました。
- トヨタ自動車: フジテレビで放映しているCMを当面差し止めると明らかにしました。
- NTT東日本: 自社のコマーシャルを公益社団法人のものに差し替えました。
- 第一生命: 20日からフジテレビでのCM放映を差し止めると発表しました。
これらの企業の対応により、フジテレビのCM編成には変化が生じています。
例えば、18日には、番組内でACジャパンのCMが目立つようになりました。
このような企業の対応見直しは、フジテレビの信頼性や企業イメージに大きな影響を与える可能性があります。
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